quality（品質）、service（サービス）、cleanliness（清潔さ）の頭文字をとったもので、飲食店の「店の状態」を判断するうえで最も重要な指標。
料理がおいしくお値打ちがあり、気持ちのよいサービスが受けられて、店がきれいに保たれている状態を「QSCのレベルが高い」と表現する。QSCのレベルを高めていくことは、あらゆる飲食店が取り組むべき課題だが、問題はQSCのそれぞれについて「どういう状態がいいのか」という共通のモノサシを、すべての従業員が持っていること。それがないとQSCのレベルはバラつき、お客には不満がたまっていくことになる。
また、QSCは高めるとともに、一定にしていくことが大事。「先日はよかったが、今日はダメだった」というのが、いちばんお客の期待を裏切り、客離れを招くことになる。